Am4:50 夜行バスで中津川インター着!
すっかり中津川駅着のバスにしたと思っていたのだが、途中で気がついた。中津川”インター”着であることに。。。
暗いよ怖いよ広いよーっとしばし途方にくれたのち、仕方ないので4キロほど歩くことに。
そしてここで、もひとつ気がつく。相棒のジョージがいなぁああい!置いてきちゃった。くすん。本日はジョージなしでお送りします。
インターから国道に出ると、見覚えのある風景。なんと半年前に歩いた中山道沿い。嬉しくもあり二度手間みたいで屈辱的でもあり。
5:13 前回は素通りした上宿の無料休憩所で朝食と身支度ふくめ20分ほど滞在。岐阜県は街道ウォーカー向け(だけじゃない?)休憩所とトイレが多くて助かるわぁ。
トイレは綺麗に掃除してあるし、もちろん紙もあるし、一体誰がお掃除してくれているのかしらあ。
5:45 前回はなかった鯉のぼり登場。
中津川は歌舞伎と縁があるらしく、額に入っているのは、子供達が書いたらしい、いろんなタイプの隈取り。飾り方が古民家に合ってておしゃれー。
5:53 ようやく前回終わりの「すや」前に到着!3.5Km先の落合宿を目指します。
5:56 中津川宿の江戸方にある立場。ルートは右にある階段なので、いきなりの急坂!この時はまだ”しゃーねー登るか”程度だったのだが、後々つらいことになるとは、知る由もないのであった。
6:31 ここまでずーーーっと、ほぼ登り坂。まだ早朝で目が覚めきっていないので朝食の残りをとりつつ再び休憩。ここもまた、まるで展望台のような無料休憩所と綺麗なトイレ。ありがたいありがたい。
6:36 子野の一里塚。日本橋から84番目。片側だけかろうじて目印残してある感じ。
6:39 中津川宿を出てから、ずーーっと登り坂。じわじわ疲労がたまるね。
6:43 与坂の立場跡。与"坂"という名の通り、目の前が坂。
7:03 落合宿着!本陣もある真っ直ぐな通りが続くあいだも登り続けるのね、、、。
7:06 落合宿本陣。立派!
向かいには脇本陣跡の背石碑がありましたが、フツーの御宅になっていました。
7:10 落合宿の江戸方立場跡。ここから4Km先の馬籠宿を目指します。その間には十曲峠が待っているのだ。いったん下るのは、かえって上りがキツくなるのではという嫌な予感。
7:13 こんな川沿いを歩いています。
7:22 かなり上ったので振り返ってみると、眼下に街並みが。あそこから上ってきたんだなあ。
7:29 十曲峠の入り口!雨後の石畳が滑りやすいため、ずっと下を向きながら。長かった・・。
7:49 ひたすら上り続けて、新茶屋の一里塚がある馬籠宿の入り口へ到着。さようなら美濃路、こんにちは木曽路!
馬籠宿はもともと木曽藩(長野県木曽郡)であったのだが2005年の市町村合併で越県合併で岐阜県中津川市に編入したらしい。だから私が高校生の時に行った時は長野県だったのね。
その後も上り続けて・・・
8:26、馬籠宿中心地着!写真はバス通りからの馬籠宿眺め。馬籠宿の中心部は坂道になっていて、上下にそれぞれバス通りがあり大型駐車場を完備。ツアーなんかの観光客は上(江戸側)から下り、下りきったこちら(京側)で再びバスに乗るらしい。よくできてるわー。
8:40 明治と大正時代に火事があり、そこから復刻した街並み。だとしても昔の面影を残す風情はあるね。かなり観光客が増えてきた中、奇跡的に人気のない写真がとれた。
8:43 本陣(島崎藤村記念館)と脇本陣(馬籠脇本陣資料館)。9時openなのでまだ閉まっております。「夜明け前」読み直してから来るんだったな。
早朝から開いているお土産物屋さんもあったが、その商売っ気のあるいかにも観光地な感じが苦手で、、さくっと通過。
8:47 江戸側の立場。ここで馬籠宿の中心部終わり。
その後も坂道を上り続けて、、、
9:00 先を行く子供が無邪気に鳴らしていた熊よけの鈴。今日はまだ初夏だからいいような気がするけれど、マジで秋に歩く際はザックに鈴をつけたほうがよさそうだ。
9:08 梨の木坂。今回は”坂”という名がついていなくても坂道なのだが、ここは名前がつくだけあった、角度が急だ。スキーでいったら間違いなく上級者コースもしくはモーグルするぐらいの角度じゃないかな。そしてここにも熊出没の看板・・・(・_・;
9:22 坂道上り終わると比較的平らな場所に重要文化財指定の今井家住宅。馬籠宿エリアとして昔の建物が残っているのはここくらいなのかな。この集落は荷運びをする牛方さんの集落らしい。ザック1個でもつらいから荷運びはさぞかし大変だったのかと。
9:24 現役の民宿「桔梗屋」さん。人里からも離れているので、古民家体験にはもってこいなのでは。
9:29 馬籠峠着!長かった岐阜県が終わり長野へ。標高801mだ。
9:29 馬籠峠のバス停。1日4便(+観光シーズンには朝1便)ありJR南木曽駅から乗車できるので徒歩ウォーカーにはありがたい。バス停の左手にある道で今度は下り!
9:43 峠から10分ほど下ると、妻籠宿のお休み処として解放してある、元立場茶屋だという古民家。GWなので朝っぱらなのに人多し。
9:44 すぐ近くにある白木改番所跡。木曽の主要産業だった材木業の出荷規制をしていたらしい。しかし、どうやって大木を運んだのかと。やはり牛さん頼みか?この細い峠道を???
9:47 木漏れ日が美しい林道を妻籠へ向けて歩く。途中、沢を木橋で渡ったりするので高尾山でいう沢コースみたい。土道は歩きやすいし、直射日光が当たらなくてとても快適。
10:07 男滝女滝。まじすか!というくらい急坂を階段で下ると滝が。雨後ということもあってか水量が多く、これでもかってくらいのマイナスイオンーーー!!
遠くから見る女滝と、近くまで寄れる男滝。
その後も石畳の道や、国道に合流した道を歩いたりして・・・
10:25 妻籠宿の入り口に到着!民宿が立ち並ぶ大妻籠エリア。「奥妻籠」が鈍って「大妻籠」になったらしい。
大妻籠看板の横にあるのが民宿・波奈屋さん。 右が民宿・こおしんづか。
下にあるのが民宿・つたむら屋とまるや。
今回、妻籠に泊まりたくてGW直前にTELかけまくったのだが全滅(もっと早めに予約すればよかったのだがー)。調べている中、妻籠観光協会のHPに「妻籠の宿にはバストイレ付きの部屋はありません」とあったが納得納得。そのかわりどの宿も風情がありすぎるほどあります。YOUもいっぱ来ていたっぽいが、なるほどねー。
10:43 ひとかたまりになっていた大妻籠の民宿群を抜け、再び山あいの道を歩く。これぞ日本の原風景。
10:46 妻籠宿メイン付近の駐車場。いよいよ宿場へ。
10:53 風情ある建物が並んでいる。
10:50 旅館・松代屋さん。修理しているらしく綺麗。
11:07 妻籠宿本陣跡!資料館として開館している。門からお屋敷までもちょっとした小道があるくらい、敷地が広いっ。
11:09 脇本陣も資料館として開館。お庭が素敵ねー。
11:10 俵屋里久の前で本日終了!もう疲れ果てお腹もすきました。路線バス待ちの間にお蕎麦をいただく。
11:54 路線バスは観光バス駐車場と同じところに。天気よいがGWの帰宅ラッシュに巻き込まれないために私は帰るのだ!
12:03 JR南木曽駅着。
バスに揺られている時、駅のちょっと手前で気がついてしまった。バスが、妻籠のひとつ江戸よりにある三留野宿を通過していることにー。
・・・もしかして歩けたんじゃね?
改めて地図を見ると妻籠→三留野宿は4kmちょっと。
いやもうこれ、ぜーっったい歩けたね、、、。
次回、南木曽駅から妻籠まで徒歩で歩いて、そのまま南木曽駅付近の三留野宿まで徒歩で戻る感じになるのねん。ああ無念。
お蕎麦やさんでウホウホ食事する前に、地図確認すればよかったよ!後悔先に立たずだよ!
とは言ってもまたバスで戻る気にもなれず、そのまま帰宅の途に。
12:19南木曽発→14:43塩尻発→16:17小淵沢発(ホリデービューやまなし)→自宅
ホリデービューは快速のくせに指定席があるって知ってました奥さん!?
知らずに途中まで指定席(しかもグリーン車)の前に並んでしまいちょと恥ずかしかったZE。
途中駅でご飯たべたりしたので、自宅には20時くらいに到着。長い1日でした。
本日の高度
頂点が馬籠峠の801m。それにしてもよく上り、よく下りました。
写真でつなぐ、今までの道のりがこちら。中山道ウォークもあと半分!
しかしどう見ても、ここからの木曽路は山中なので厳しそうだけれど楽しみでもある。ぐふふっ。
中津川インター〜中津川宿: 3.8Km
Walkmeter - ウォーキング - 2015/05/05 5:53
中津川宿〜妻籠宿: 16.8Km
Walkmeter - ウォーキング - 2015/05/05 4:55
消費カロリー:827