思い出せない天使のコトバ

TPT60『エンジェルス・イン・アメリカ ー国家的テーマについてのゲイ・ファンタジアー 』
Part 1:ミレニアム Part2:ペレストロイカ
恐怖のレーガン政権時代、悲惨をきわめた疫病の時代。様々な性的・宗教的・人種的・政治的バックグラウンドをもつ人物たちの生/命を、時に軽快に、ブラックなユーモアと笑いをもって、時に重厚に、圧倒的スケールの詩情をもって解剖する「ゲイ・ファンタジア」。愛とはなにか。絆とはなにか。信じることとは。人間として生きることとは。
スタッフ
作/トニー・クシュナー 訳/薛珠麗・TPTworkshop
演出/ロバート・アラン・アッカーマン 演出補/薛珠麗 美術・衣裳/ボビー・ボヤヴォッツキー 照明/沢田祐二 ヘア&メイクアップ/鎌田直樹 音楽/粟屋顯 音響/高橋巌 舞台監督/赤羽宏郎
キャスト
山本 亨 斉藤直樹 パク・ソヒ 池下重大 チョウソンハ 宮光真理子 松浦佐知子 植野葉子 矢内文章 深貝大輔 小谷真一 アンソン・ラム
2007年3月20日(火) - 4月8日(日) ベニサン・ピット

川を渡り遠路はるばるベニサンピットへ。
翻訳ものは苦手・・・とか、7時間(正確に言うと3時間半×2回)なんてちょっと・・・と思っていたものの、終わってみるとあっという間で、久々に「エンゲキっていいね」という感動が。
この感動を誰にどう伝えようかと考えたものの、ワタシにはそれを表現するコトバがなく、、もどかしいっ。
めまぐるしい場面転換(スタッフGJ!)、ステージ2分割で同時進行する2つのストーリーの絡み具合、現実と非現実の交錯、恋の始まりのきゅんとする感じ、ああ、どのシーンをとっても面白い。
終わってよくよく考えたら、演出家がいのっち主演「トイヤー」(id:jmaniax:20030208#p1)と一緒でした。
劇中、キョーレツな登場をする天使役のチョウソンハさん(舞台上での声がアメザリの声の高い方にそっくり)がとっても気になったのだけれど、調べたら以前にも彼の芝居を見ていたらしい。(id:jmaniax:20050528#p2)。この時は源ちゃんと一生君しか見ていなかったので(えへ)よく覚えてないや・・・。
4/8まで上演してます。この内容で、しかも7時間で9000円だったら安い買い物でしたよ。同じ回に見にきていたJ事務所のKさん(最近うる○んに出演)もお見かけしたしね。オシャレさんで可愛かったな!
それにしても、天使が叫ぶ「予言者よ!○○○○○○○○○!!」のコトバが正確に思い出せなくて悔しいいいいい。