吾輩は猫である@シアタートラム

「新編・吾輩は猫である」HP:http://www.siscompany.com/
日本近代文学を代表する文豪・夏目漱石の自伝的名作「吾輩は猫である」をもとに、市井の人びとの生活を通して明治という次代を見つめ直した同作が、魅力的なキャストを迎えて再演されます。大ざっぱな妻と神経質な夫を演じるのは、ともにTVや舞台で活躍中の小林聡美高橋克実。軽妙洒脱な演技が魅力の二人が、型にはまらない、新たな夫婦像を描き出します。
[作] 宮本研
[演出] 井上尊晶
[出演] 小林聡美高橋克実高橋一生/梅沢昌代/坂田聡/山崎一/綾田俊樹
[公演日程] 2005/7/8〜8/7
[料金] 全席指定 一般 6,500円
[会場] シアタートラム

高橋一生君のお姿を観に行きました。今日もイイ声!会場が狭いのでお顔もよーく見えました。百戦錬磨の役者陣の中、唯一の若手とあり心配もしましたが、吾輩(猫)として狂言回し的ポジションでしっかり役目果たしていたかと。
おハナシは漱石の実生活と小説が入り交じりながら進んでいくので、漱石の本をカジっていないと多少置いてきぼりだったかも。事前にちょい勉強しておいて良かった。とにかく聡美さんの台詞回しや間のとりかたが絶妙!他の役者陣も超シンプルな舞台美術の中で現実世界と小説世界を行ったり来たりしているのに、ワタシでもすーっとそれを受け入れることができる芸達者ぶり。
ま、音の少ない舞台だったためか、近くには寝ちゃってる人もいましたが。
あと観客はどうやら関係者が多かった?某最近ご結婚された女優さんが旦那様と来られていたり、ジョビのリーダーなどなど役者さんも多数お見かけしました。