コクーンのサイト*1で配役が発表になっておりました。え、マジシャンが宮藤さん？？むーん。「Heaven's Sign」のメイジや、「ふくすけ」のミツヒコともかぶってくるこのキャラは、もちっと狂気を帯びた人がいいなぁと思うのですが。山本蜜さんが最適だけれど、もういらっしゃらない*2ので仕方ないのだが・・・大浦さんがマジシャン、宮藤さんがジュッテンのほうがしっくりくる気が。
なんてことを思いつつ、こちらを読了。
- 作者: 松尾スズキ
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2004/09
- メディア: 単行本
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本家「クイックジャパン」は殆ど読んでいなかったので、今さらながらなーるほど、の感。蜜さんってやはりそちらの筋の方だったのですかね、という事のほかにも色々考えるところあり。心にメモメモ。
でもって、その後。スカパーで再放送していた98年の日本総合悲劇協会「ふくすけ」(98)を見る。本日大人ケイカクづくし。改めて見たら本谷ユキコが出てる！しかも、再初の出の時点では加藤直美かと思った。観劇した当時や、放映されてすぐに見た時は、圧倒的にラストの指揮者シーンの印象が強かったけれど、その直前にあるフタバの独白、マスとフクスケの近親相姦、外的自滅を選ぶエツと対照的に内的自滅を選ぶミツ、サカエを殺すコオロギ・・・これらが同時進行する様が圧巻。しかもその後マス達が“フツーの家族”としてテレビみるあたりへの、その時間や空間を越える“エンゲキ"ならではの手法に心が震え、涙。
