髑髏城の七人〜アカドクロ(デジタル上映)

今年4月〜6月にかけて上演されていた同名オシバイの、デジタル上映。演劇界で初?の試みだという、“始めから映画館で上映されることを想定した撮影”でもってなんちゃらとかいうデジタルな録画方式を使っているらしい。
まず感想からいくと「映画館でも割と楽しめるのね〜」と。大体、元々の芝居はとにかく料金が高いのだが映画館なら2500円。確かに最初の方は微妙な照明具合や、奥行きを感じられないことが苦痛だったけれど、上演が進むにつれて、だんだん目が画面に慣れてきて奥行き感なんかは想像でカバーできるように。商業演劇はとかくチケ代が高く、殆ど見にいけないので、こーゆー形の上演も有りかなと。座席も土曜だったからか9割ほど埋まっていたし、採算は十分とれたのではないかと推測。映画料金並になれば、もっと満足するかもー。
オシバイの方は、ざーっついのうえ歌舞伎なのでまぁ予想通りだし面白かった。ただ、いつもなら高田聖子さんの役を水野美紀さんが演じていたけれど・・うーんもうひとつ。力量が問われる役に力不足なのは仕方ないとして、せめてメイクと衣装・カツラでカバーしてあげればいよいものの、これがまた全然ダメ。全体的には古田さんや橋本じゅんさんがシメているので問題無いんですけど。
感動できるお話ではあるけど、物語りの泣きどころとは全然カンケーなく、照明のあたり方や音楽の入り方で何故かウルっと。関八荒武者隊(男集団)vs無界のオンナ達の群舞も映像編集が良いカンジになっていて、しかも音響が映画館のためすこぶり臨場感あり。キモチよかったっす。