透明人間の蒸気

宮沢りえ阿部サダヲ野田秀樹高橋由美子、手塚とおる 、有薗芳記、大沢健 、秋山奈津子、篠崎はるく、 六平直政、池谷のぶえ 、小林功、小手伸也、 山中崇、福寿奈央、 櫻井章喜、須永祥之、 阿部仁美、木下菜津子、 中川聖子、浜手綾子、 小椋太郎
演奏:福原寛菜、松坂典子、山田貴之

91年、夢の遊眠社で上演された芝居の再演。
天皇の勅命を受け「二十世紀で消滅してしまうもの」を収集する華岡軍医らが追うのは、結婚詐欺師のアキラ。鳥取砂丘まで逃げてきたところで、サリババ先生と暮らしている三重苦のヘレン・ケラと出会う。やがて捕まるアキラだが、事故で透明人間に。が、ただ一人ケラだけは彼の姿が見えていた・・・・。
ど真ん中の席で鑑賞。新国立劇場の奥行きの広さを生かした演出を、隅々まで堪能することができて禿満足。秋山さんの格好良さにシビレ、照明の美しさに感涙。
21世紀になり世界情勢も変わったので、という理由から脚本はちょっと変更に(ラストをカット)。21世紀に希望を見い出せた(たぶん)前回と異なり、ん・・・?というカンジでの終了は賛否両論らしいのですが,ワタクシ的には、、、うーん。
宮沢りえちゃんが痩せ過ぎで、ちょっと引きました