殿様ランチ「さよならロケットねずみ」@阿佐ヶ谷アルシェ

【作演出】板垣雄亮 
【出演】南あゆ美(さとみ/ピエロ)、杉浦阿希子(ミツコ/一輪車)、
佐藤玲子(恭子/ブランコ)、平塚正信(秋雄/火)、竹内礼美(加奈子/猛獣使い)、
久野まどか(なつ/イリュージョン)、溝口茂樹(河野/イリュージョン)、
板垣雄亮(座長)、奥田義人(宏/ブランコ)

サーカス一座の楽屋を舞台としたシチュエーションコメディ。ブランコ乗りの男女はつきあっているらしいが、彼女のご機嫌が悪いらしい。本番に響くため機嫌をとろうとするブランコ乗りの男。一輪車芸の恭子は腕を怪我してしまい舞台にたてない。ピエロのさとみは一つしかない“ロケットねずみ”の技が体に悪いのではないかと心配しているが・・・。
あー笑った笑った!あらすじを書いてたら切りがない位細かいエピソードの積み重ね。それら一つ一つが取りこぼすことなく絡まって、題名である”ロケットねずみ”の技を本番で披露するか否かのハナシへ集約されていく。ハナシとしてはかなり良い出来のように思ったし、それぞれの役者さんが上手くなり面白いのは面白い。でも後に何も印象が残らないので、私には”猫のホテル”と同様。贅沢言うようだけど、あともう少〜し毒が欲しいところ。惜しい。
しかし、竹内さんはいっつも美味しいところ持ってくよなぁ。おもしれーよ!