「熊沢パンキース03」 ※ウーマンリブVol.7

【作・演出】宮藤官九郎 
【出演】松尾スズキ(滝)、阿部サダヲ(金子)、宮崎吐夢(野村)、佐藤隆太(荻野)、皆川猿時(ケン坊)、荒川良々(中島)、小路有介(西巻)、宮藤官九郎(内藤)、田辺誠一(五十嵐)

不治の病“パーキンス病”にかかった滝。滝中心にうだうだ毎日集まっては野球したりしなかったりの奴ら。その病を調査しに東京からやってきた五十嵐により、病が伝染病であると判ったとき、周囲の人間関係が微妙にズレ・・・。
元々は95年の大人計画部分公演(この時はウーマンリブにあらず)。でも登場人物や木更津キャッツアイの元ネタと言われているけれど、あちらは死目の前にして残りをどう生きるかを考えるのに対し、滝は怒りを周囲にまき散らすタイプのようで。
いつもストーリーがあるんだか、ないんだかのウーマンリブだったけど、今回は、あった。でもなんだろ、細かいことはやっぱどーでもよく、とにかく面白かった。田辺さん意外に良かった。男前があんなことやこんなことすると、やっぱおもしれーな。